初めまして。神奈川県から移住して来ました、北口龍也といいます。
2016年の3月に青山学院大学国際政治経済学部を卒業し、就職せずに4月1日に百姓庵へ訪れました。
ここに来て2年目になります。
なぜ僕が百姓庵にたどり着いたのか。経緯を話させてもらいます。
学生時代は都会のど真ん中にいた訳ですが、人混みを避けるように、休学し、ニュージランドで1年間バックパッカーしていました。そこでは自然の偉大さ、尊厳、循環など、を強く感じました。
やはり、人間も自然の一部なんだなぁ。と改めて実感した時でした。
少しニュージランドの紹介をしますね!
クイーンズタウン。アルプスのような雪山が綺麗でした。
レイクテカポ。自然と人工物(協会)コラボ。
マンガヌイ。コバルトブルーの海と、ニュージランド代名詞の羊です。
満天の星空を見上げる僕。笑
天の川も星雲も全部見えましたー!
自然ってこんなにも綺麗だったのか。と初めて感じた時でした。
そんなこんなで帰国し、都会生活に戻って来ました。僕自身の世界が広がり、「理想とする生き方はなにか」と考え始めました。学生生活は一変し、経済学から人文学や教育学、哲学の勉学に励みました。今後起こりうる社会問題への危惧と共に、その中でも自分らしく生きる道を見つけたいと思っていました。
就職活動が始まり、教育系ベンチャー企業にインターンシップをしました。働く場に恵まれ、仕事への生きがいを感じるともに、都会の窮屈さ、自然との乖離に悩んでいました。
満員電車で通勤。自然との結びつきのない生活。ファストフードで済ませる毎日。「趣や風情、粋」など日本独自の感覚、古典文学や日本の四季を感じる事が好きだった僕には、少し合わない生活でした。
インターンシップを終える頃には、様々な思いが湧き上がりました。科学技術の進歩による経済発展。グローバリズムによるコモディティー化。時代を進める事より、古き良き日本を残していきたいと言う思いに駆られ、「自然へ!田舎へ!」と、就職活動を止め、もう一度勉学に励みました。
卒業する間近でもその思いは変わらず、卒業と共に自給的な暮らし方、自分自身の生活を自分の手で作っていく百姓になれる場所を探して百姓庵へたどり着きました。
そこから1年の居候を経て、農業や大工にどっぷり浸かり、井上雄然さんの想いに共感し、今年から研修生として百姓庵に入ることになりました。
これからこの1年間で感じたことや、今後の百姓庵のことなどを、ブログで紹介していこうともいます。
よろしくお願いします!